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きたえもんの お魚ブログ

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お魚好きなきたえもんの魚介類日記

ホンオ・フェに会いに ~韓国・木浦の旅~ (コモンカスベ) 110813

かねてより憧れていた食べ物があります。


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その名は「ホンオ・フェ」。ガンギエイ類の刺身をアンモニア発酵させた食品です(写真はガンギエイの一種)。



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いろいろな資料を見るに、どうやらスウェーデンのシュールストレイミングに次いで、世界で2番目に臭い食べ物のよう。



発酵学者の小泉武夫さんの文章を引用させていただきますと・・・。



「口に入れかんだ途端、アンモニア臭は鼻の奥を秒速で通り抜け、脳天に達す。この時深呼吸すれば、百人中九十八人は気絶、二人は死亡寸前になる。」



これは食べねばなるまい。いてもたってもいられなくなり、昨夏、本場韓国の木浦(モッポ)に行ってまいりました。





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ソウル郊外の龍山(ヨンサン)から韓国版新幹線KTXに乗車。





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駅弁もどこか韓国風。





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約3時間半で、港町・木浦に到着です。





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リアス式海岸の多島海。






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めざすは、有名な「金メダル食堂」。





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ホンオ・フェの名店とされています。




お店に入ると、すでにほのかなアンモニア臭が・・・。




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お品書きはこんなかんじ。ホンオ・フェ3人前で200000ウォン。なかなかいいお値段です。





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メクチュ(ビール)を頼むと、「マッコリにしなさい」とさっそくママの指南が。ホンオ(洪魚)をタクチュ(濁酒)で流して食べる、ホンタク(洪濁)というのが正しい食べ方だとか。





ゆるゆるマッコリを飲んでいますと・・・。





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じゃーん、ついに出てきたホンオ・フェ。






臭い、臭いです。まさに公衆便所の臭い。同行した妻も娘も、苦々しい表情を浮かべています・・・。






お味のほうは・・・。いや、旨い!口に入れた瞬間、強いアンモニア臭が鼻を突いて、鼻腔がつーんとしますが、その後じわじわと旨味が広がってきます。旨いぞ!マッコリと流すと、もう最高。






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豚肉、キムチと一緒に食べるサマプ(三合)という食べ方。これは旨い旨い。エイ、ブタ、キムチ三位一体となった複雑な旨さ。






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これは鼻先の軟骨。これが、えもいわれぬ臭さ。オシッコのグミを食べているかのよう。強烈だが旨い!







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妻は2~3切れでギブアップ。きたえもんが残りを完食しました。







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最後はガンギエイの鍋「ホンオ・タン」に。これがまた強烈な臭さと旨味で秀逸でした。







お店によると、ここのガンギエイは「コモンカスベ」を使用しているとのこと。ガンギエイの同定は難しく、種名までなかなかたどり着けないのですが、今回はお店を信用するとしましょう。




ホンオ・フェ。奥の深い食べ物です。このテーマ、掘り下げる必要がありそうです。
by kitaemonX | 2012-03-03 01:28